虐待とは、 (人間や動物を)ひどくとりあつかうこと、いじめること
と辞書には書いてある。
この虐待という言葉、個々人の感覚で捉えられかたは、様々だと思う。
もしかすると、自分が常日頃からスパルタなドッグトレーニングを実施していて、知らない人からするとそれが虐待行為に観えるかもしれない?
しかし、明らかに誰が見てもそれは虐待だとハッキリとわかる行為がある、それは多くの人の善意的な意識の基で評価される。
だが、善意の意識とは裏腹なある虐待行為がある。
それは声帯切除だ。
犬は、意思表示をする手段として吠える習性を備えている、それは極
々自然な行動で人間なら話す行為と一緒である。
確かに犬は吠えるのは習性だからと言って、やたらと吠え無駄吠えをすると周りに迷惑をかける事とになる。
無駄吠えなど、何も声帯を切除しなくともトレーニング技術等で解決する方法はいくらでもある。
又、個々の飼い主が犬を初めて飼う(向かい入れる)時点で犬と言う生き物について多少の基礎知識を備えておけば、後々こうした問題のはかなり減る。
それを、しないで「声帯を取れば」事は治まると、単純で軽率な行為こそ最悪な虐待だと私は思う。
この間、無駄吠えがひどく隣の住人から「その犬の喉を切れ!」と怒鳴りこまれ困り果てた飼い主の相談を受け、トレーニングを引き受けたが何となくその隣人の話がやけに淋しく、そして怒りをおぼえた。
「声帯切除」こそ最悪な虐待行為では?
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