しつけとは「ルール」で、犬とその飼主さんのあいだに決められたことが守られていればよいとご紹介しました。
しかし、話すことができない生物にどのようにこのルールを守らせてやれば良いのでしょうか。
例えば、人に飛びつきをしないと決めます。
このことを人間に言って聞かせることはできても、犬にはたぶん無理だと思います。では、どうやってルールを守らせることができるでしょうか?
それは道具をつかって守らせれば良いのです。
道具といってもリードやおやつでありません。
その道具とは、言葉の道具で、「スワレ」「マテ」「フセ」「コイ」「ツケ}の五つの単語です、これをコマンドと言います。
この五つ道具(七つのコマンド)を犬に学習させる事が基本となります。
ドッグトレーニングは一言で言うと「人間の言葉を教える」事そして、犬をしつける為に(ルールを守らせる)必要な7つ道具を犬に学習させ、同時にわれわれ人間も体得することです。
つまり、私達人間が犬に何だかの指示命令を下す為に、予めその一つ一つの動作を繰り返して学習させる事がドッグトレーニング(訓練)であり又、その指示命令の出し方や各動作(例・スワレ、マテ)の学習方法を覚えるのも人間側の訓練となります。
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